0から目指すWebマスター Web制作に関する備忘録
検索

参加セミナー

SEOの棚卸し(CSS Nite LP10)

講演者
(敬称略)
西条 幸憲(ヤフー株式会社)
権 成俊(株式会社ゴンウェブコンサルティング
滝日 伴則(アイオイクス株式会社
住 太陽
紺野 俊介(株式会社アイレップ株式会社レリバンシー・プラス
小越 崇広(株式会社CAテクノロジー
木村 賢(株式会社サイバーエージェント)
安川 洋、大内 範行(アユダンテ株式会社
開催日
2010年7月24日
場所
ベルサール飯田橋

検索結果で”選んでもらう”ための方法 – Yahoo!JAPAN 検索プラグイン

Yahoo!JAPAN 検索プラグイン、というとなんかよく分からないが、ようは検索エンジンを利用した検索結果ページをカスタマイズ(「標準型」と「展開型」)できる、ってお話し。

というか、いよいよマイクロフォーマットが日本でも対応されはじめる!ってこと。
しかもマイクロフォーマットだけでなくRDFaにも対応するってこと。

今後のSEOを意識するなら、この辺り、内部施策としてはキーポイントになるのではないでしょうか。

サイト制作者がやること

  1. 対象ページ、項目の設定(「標準型」か「展開型」のどちらかとか)
  2. 構造化データの提供
  3. 開発ツールでプラグイン作成
  4. プラグイン一覧掲載申請
  5. プラグイン一覧掲載

※「構造化データの提供」から「開発ツールでプラグイン作成」までは数週間
プラグイン一覧掲載申請の審査は2週間ほど

構造化データ提供方法

検索エンジンにインデックスされる方法は、2種類。メタデータ埋め込みか、データフィード(メタデータを推奨とのことですが、個人的にはソースが汚くなるのが嫌なので、データフィードがいいなと現段階では考えてます)。

メタデータ埋め込み
ページごとにメタデータを埋め込み、一度埋め込みをするとその後の作業は発生しない(改修時、誤ってメタデータを削除しないよう注意)
データフィード
定期的にデータを送る必要があるとのこと。(ん?どこに?データフィードをサーバーにアップするだけではダメってこと?)

また、タグは標準的な語彙を使用する。現段階で対応していないタグも合わせて設定しておくと今後を考えるといいのでは、とのこと。
現段階で対応しているのは、マイクロフォーマットでは、hAtom、hCalendar、hCard、hReview、XFN、hRecipe(RDFaに関しては、W3Cのドキュメントで要確認)。

プラグインを作成するのに必要なもの

Yahoo!IDとphpによるコーディング(phpは意識しなくても作れるレベル、とのこと)

プラグイン対応のポイント

できないこと
ランキングに影響しない
標準型ではレイアウトの変更はできない
すべての検索利用者にプラグインが設定された状態にはならない
(ただし、現時点で20数種のプラグインが適用されている、とのこと)
ページ
サイト内全ページではなく、目的ページを対象ページにする
更新頻度の高いページは、更新時と検索結果に反映時にタイムラグが発生するので扱い注意
項目
ページ内容を特徴づける項目に対応する
(項目が多すぎると抽出されないため、10~20個を目安にする)
スニペットをサマリーを使って設定することも可能
推奨画像サイズ
81x61px、または等倍

掲載申請時の注意点

下記を確認して申請するとスムーズとのこと

正直、Yahoo!プラグインを作ろう!って気にはならなかったが、ページ作成時において、マイクロフォーマットなりRDFaを意識する時が来た!って気がようやくしてきました。

Web制作者が知るべきSEO視点からのサイト設計とワークフロー

アクセス対策を考慮しないWebサイトは半製品にすぎない。SEOを合わせて初めて価値を提供できる
このセミナー一番の名言だった。
他キーワードを。

SEOを行うのであれば、成果報酬ではなく、そのプロセスに代価を支払っていただける仕組み作りが何より大切。
そのためにドキュメント(キーワード調査表、競合調査表、アクセス解析からの検証ポイント)を作る

2010年外部リンク対策の旅

ウィジェット・マーケティング(ブログパーツ)

→話題になれば、被リンク大幅獲得
例)人間ペット、twitterボタン

インフォグラフィック(情報データを視覚的に表示すること)

例)google facts and figures、vuvusela、Mint.com

リアルタイムとSEO

ソーシャルメディアの台頭(リンクグラフからソーシャルグラフへ)
ソーシャルプラットフォーマー自身が人と人に加え、人とモノ、モノとモノを関係をGoogleに真似できない形をソーシャルグラフを構築している。

課題
  • 投稿時間
  • 投稿者の信頼性
  • 投稿情報の信頼性
  • 投稿者と自分の関係性
展望
  • リアルタイムウェブ時代の被リンク構築
  • Webはすべてリアルタイムか、ソーシャル化する
  • 検索アルゴリズムを相手にしていたテクニカルな被リンク構築は衰退する
  • SEO・SGO・SMO、定義は関係なく、バイラルに広がるコンテンツを作れるかが重要
  • ソーシャルグラフを意識できるかが重要

サイトオーナーが自分で行う被リンク構築

サイトオーナーが行う理由を確認

被リンク構築はサイト運営を軌道に乗せ、成長させるための重要な作業

  1. 専門性の高いコンテンツの提供
  2. 新しい話題の提供
  3. 読者や他のサイトとの対話や交流 ← このセッションのメイン

これらのは代行が難しく、サイトオーナーがインハウス(ご自分)で行うのが最良の策

新規トラフィックの誘導経路を整理

新規アクセスの経路は3種類

  1. 被リンク → 被リンク構築の肝 ← このセッションのテーマ
  2. 検索(アルゴリズム変更の影響有り)
  3. 広告(集客は予算に依存・天井有り)

被リンクの優位性

リンク元は第二のランディングページ(評価の継承)

効果的な被リンク構築の方法

被リンク構築の方法は、「バイラルコンテンツを連発」「アルファブロガーを目指す」「ソーシャルブックマーク露出を継続」「リンクウェア」「リンクベイトを連発」などといろいろあるが、もっとも1)実装が簡単な、2)商用サイトでは難しい、3)リンクされやすいコンテンツを作ることで被リンクの自然発生を狙う。

→同一ドメイン上にブログを使って対話する
ブログはブログらしいデザインにするのがポイント。さらに、twitterやfacebook、mixiなどはブログを補助するものとして活用する。

コンテンツは下記の視点で作成

対話で被リンク構築
  • ブログでの被リンク構築は「対話」
  • 他のブログとの交流は被リンクを生む
  • 独り言は続かないけど会話は続く
  • 独り言は無視されて当然。自分から話しかければ、聞いてもらえる
  • 積極的に他のブログに話しかける!
誰に話しかける?
  • 何を選ぶべきか悩んでいる人
  • どこで買うべきか悩んでいる人
  • トラブルやメンテで悩んでいる人
  • 既存顧客(フォロー)
  • 上位に表示されるエントリ
  • 古いエントリでも問題なし
どんなことを話す?
  • 専門家ならではの信頼を第一に考える
  • 自社の売り込みは極力さける
  • アドバイスを中心に

→こうした交流のログは、どこにあっても大切なランディングページになる

サイトオーナーをモチベートする方法

モチベートの必要性
サイトオーナーが積極的にならなければ意味がない
被リンク構築は継続が重要
モチベートの方法
早期に結果を出せば、サイト運用にコミットしてもらいやすい
PPC広告予算をあらかじめ立ててLPO
他のブログに話しかけるなど、なんらかの反応が得られる体験を早期に演出
ウェブマスターツールやアクセス解析を見ることを習慣づけてもらう
サイト内で完結しない
外部とのつながりもデザインのうち。行き止まりサイトにトラフィックは集まらない。

他、こんなセッションがありました。

総括

個人的な課題は、内部施策は問題なくて、Yahoo!ディレクトリに登録する予算もない小・零細規模サイトにおいて、どうやって外部施策ができるのかってことでした。
なんか抜け道的なことや自分がやりきれてないことがあり、それをこのセミナーで聞けるのでは、と思っていましたが・・・。
そんな甘い手法はないことを痛感した次第。

また、こうやってあらためて見直すと、受講時には気が付かなかった「発見」がありました。
今後のページ作りの際に役立てようと思います。